住空間デザイン最優秀賞

川越の家 TERRA

設計=峯田建+恩田恵以/スタジオ・アーキファーム

江戸時代から続く農家の増改築計画。築100年の倉を改装し、1階を玄関、2階を主寝室として再生。これを基点に、現代生活と農業生活との双方に適した住空間のあり方を提案している。リビングまで入り込む土間や、降雨と夏の日差しを避ける深い庇などに特徴が現れている。太陽光発電パネルと直結したファンで、内部の空気を循環させるなど、環境負荷低減策も見られる。

 

   

審査講評

「壊してもよい」と施主が言った古い蔵を、建築側からの提案で残し、新旧のバランスを取れた計画をした点を評価したい。芝屋根の深い庇は、デザインとしても夏の環境負荷低減の面でも効果がある。これからの時代の鍵となるであろう農家のあり方を提示した好例とも言える。

   

DATA

所 在 地:埼玉県川越市
家族構成:夫婦+子供2人
敷地面積:1214.28m2
建築面積:118.61m2
延床面積:134.88m2
建ぺい率:18.91%(許容60%)
容 積 率:22.43%(許容200%)
構造・階数:木造、地上2階
施 工 者:高橋工務店
完  成:2007年3月
※建ぺい率・容積率は同一敷地内の他の建物も含む。

   

写真=鳥村鋼一

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