住まいの環境デザイン・アワード2010−人と環境と住空間デザインの真の融合をめざして−

グランプリ

宿河原の家

設計:柴田 宗紀/柴田宗紀建築設計事務所
施工:IPC

写真

DATA

所在地 : 川崎市多摩区
家族構成 : 夫婦+子ども1人
敷地面積 : 249.88m2
建築面積 : 104.24m2
延床面積 : 121.98m2
構造・階数 : S造・一部RC造、地上2階
完成 : 2008年2月
設備 : エコジョーズ

河川の氾濫による床上浸水のおそれがある地域のため、2階のワンフロアで生活が完結するプランとした。建て主の要望により、外に向けた開口は最小限としたが、建物内は内と外とを互い違いに組み合わせた開放的な構成で、通風や採光を確保している。

選評

外部に閉じた外観だが、壁にもルーバーにも木を用いており、周辺への威圧感はない。「外の部屋」と呼ばれる2階の庭は、各部屋と一体でどのようにでも使えそうで、空間利用の幅を広げている。

全体講評

photo桑原 勲
リアル・デザイン編集長

全体的なレベルは上がっている。ただ、現代的な関心事である「エネルギー」「家族間コミュニケーション」「周囲の環境や住民とのかかわり」といった問題に、一石を投じる住宅は少なかった。こうした問題に取り組む実例に期待したい。

写真

写真=阿野太一

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