
住まいの環境デザイン・アワードは、“人と環境と住空間デザインの真の融合”をテーマに、環境性能と住空間デザインの調和を図り、暮らしの主人公である住まい手の思いを実現した住宅の好例を募ります。
13回目の今回も、昨年同様に首都圏における事例を募ります。また、一次審査通過の作品については現地審査を実施し、住まい手の感じる「快適」を見定める取り組みを継続します。建築家の個性的な住宅から、ビルダー・工務店が設計・施工で手掛ける住宅、さらにはメーカーが提供する住宅まで幅広く首都圏の住まいを見渡し、仕様や数値だけでは測れない「人が主人公」の住まいの環境デザインを掘り起こすことで、新しい住まいのデザインに出会うアワードを目指します。
人と住まい、人と街が呼応して生まれる、これからの住まいの環境デザインを指し示す多くの応募をお待ちしています。
ホームページからダウンロードした所定の用紙を使用して応募書類を作成し、
応募フォームにアップロードしてください。




東 利恵(建築家/東 環境・建築研究所代表取締役)
昨年度より、対象エリアが首都圏を中心とするようになり、都市居住の環境を含めた方向性の明快な応募作が多くなったと感じました。結果、議論が白熱する3つの作品によるグランプリ争いになりました。審査員の価値基準がそれぞれぶつかりながらの審査でした。
住まい環境への意識は高まっていますが、設計者の提案をこのアワードを通して社会に問うことができるような場になればと思っています。今年も、議論を呼ぶような住宅との出会いを楽しみにしております。
1959年大阪府生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程・コーネル大学建築学科大学院修了。1986年東環境・建築研究所代表取締役。住宅設計とともに、リゾート施設などの設計も行う。主な作品に「星のや 軽井沢」、「星のや 富士」、「星のや 東京」、「シーパルピア女川」など。著書に『塔の家白書』など。

宿谷 昌則(建築環境学者/東京都市大学名誉教授)
人にとっての“環境”は、身体の内と外とから成る。内とは体内環境、外とは建築の内なる空間と外なる空間。そして“環境”には光や熱・空気・湿気といった物理的側面に加えて、人の振舞い、人々の関係性という側面がある。前者は後者に、また、後者は前者に影響して“環境”はその質を創出する。“環境”って何やら難しそう・・・そう思う人は少なくないかもしれないが、だからこそ「デザイン」は重要で、“環境”を中心テーマに据えることは面白いはず。環境デザインたるデザインの提案を大いに期待したい。
1953年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。(株)日建設計などを経て、1995年武蔵工業大学(現:東京都市大学)環境情報学部 教授に就任。2013年より2019年まで 同 環境学部 教授。現在は東京都市大学名誉教授。著書に『Bio-Climatology for Built Environment (2019、CRC Press)』『Exergy-Theory and Applications in the Built Environment (2013、Springer-Verlag, London)』『エクセルギーと環境の理論(2010、井上書院)』など。

末光 弘和(建築家/SUEP.代表取締役)
2015年に国連で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals)に代表されるように、近年、環境デザインを取り巻く概念は、ますます拡大をし、単体の性能だけの問題にとどまりません。様々な事象が複雑に絡まり合った現代社会の中で、建築を自分だけの問題と捉えるのではなく、他者との関係の中でどのように描くのかが重要になってきている気がします。ここでいう他者とは、隣人、地域社会、生態系など、様々です。既成概念にとらわれない、新しい環境デザインに出会えることを心より楽しみにしております。
1976年愛媛県生まれ。2001年東京大学大学院修士課程修了後、伊東豊雄建築設計事務所を経て、2007年よりSUEP.共同主宰。風や熱などのシミュレーション技術を駆使し、自然と建築が共生する新しい有機的建築のデザインを手がけている。主な住宅作品に「向日居」(住まいの環境デザイン・アワード2013グランプリ)「地中の棲処」(第27回吉岡賞)「淡路島の住宅」(2018年度グッドデザイン賞 グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞))など。

千葉 学(建築家/東京大学大学院教授)
去年の審査の場で、「説明可能性」の限界ということについて触れた。設計を、あらゆる説明可能な根拠から立ち上げていくだけでは、本当に快適な、あるいは楽しい住宅は生まれないのではないかという疑問だった。環境デザインというと、どうしても住宅を取り巻く環境を数値化したり視覚化したりして、その正当性を訴えることに陥りやすいが、こうしたことのもっと先に、今の時代に必要な住まいはあるのではないかと感じている。それは食べたり寝たり、あるいは群れたり離れたりする人間の本能や動物的感覚とも密接に絡み合うものではないかと思う。そんな新しい環境の概念を見せてくれるような住宅を期待します。
1960年東京都生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。株式会社日本設計などを経て、2001年 千葉学建築計画事務所設立。2013年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授就任。主な作品に「日本盲導犬センター」(日本建築学会賞)「大多喜町役場」(ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産 賞功績賞)「工学院大学125周年記念総合教育棟」(村野藤吾賞)。著書に『人の集まり方をデザインする』ほか。

塚本 文雄(リビングデザインセンターOZONE館長)
リビングデザインセンターOZONEは、心の充足を実現する住まいこそが豊かな暮らしと定義し「日本の住まいと住文化を豊かにすること」を事業理念に生活者を大切にしたデザイン活動を行っています。
本アワードは、環境とデザインの真の調和と住まう人の視点を含めて評価するOZONEの事業理念と通じるコンペティションです。住宅に携わるプロフェッショナルの方々に本アワードへ関心を持っていただくことが、日本の住文化を豊かにすることにつながると期待を寄せています。多数のご応募をお待ちしています。
武蔵野美術大学造形学部芸能デザイン学科卒業。1994年リビングデザインセンターOZONE開設準備室に入社後、イベント、セミナー、プロモーション企画運営等に携わる。
現在は、住まいづくりソリューション部長として、家づくり検討の生活者とプロとのマッチング事業、インテリアデザイン事業を担務。2013年よりOZONE館長。武蔵野美術大学非常勤講師、杉野服飾大学非常勤講師。
「人と環境と住空間デザインの真の融合」をテーマとし、下記のようなポイントを目安に、総合的にバランスのとれた住宅を選定します。入賞作の選定にあたっては、現地審査による生活者の住み心地も重視して評価します。数値のみに頼ることのない取り組みや、暮らしに発見を促す空間の応募を期待しています。
| 2019年 | 6/20(木) | 作品募集開始 |
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| 9/10(火)※ | 締切 ※受付期間を9/10から9/20に延長しました。 | |
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| 10月中旬 | 一次審査結果発表:書類審査により、各賞の候補を決定します。 | |
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| 12月中旬 | 二次審査結果発表:候補の現地審査を行った上で、各賞を決定します。 | |
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| 2020年 | 2月上旬 | シンポジウム・表彰式 |
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| 2月 | 受賞作品展 | |
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| 3月上旬 | 作品集刊行 | |
ホームページからダウンロードした所定の用紙を使用して応募書類を作成し、
応募フォームにアップロードしてください。
公益社団法人 インテリア産業協会、一般社団法人 神奈川県建築士会、公益社団法人 空気調和・衛生工学会、一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構、一般社団法人 JBN・全国工務店協会、一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会、一般社団法人 新都市ハウジング協会、一般社団法人 全国中小建築工事業団体連合会、公益社団法人 千葉県建築士事務所協会、一般社団法人 東京インテリアプランナー協会、一般社団法人 東京建築士会、 一般社団法人 東京都建築士事務所協会、一般社団法人栃木県建築士会、公益社団法人 日本インテリアデザイナー協会、一般社団法人 日本ガス協会、公益社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部、日本床暖房工業会、一般社団法人山梨県建築士会、一般社団法人 リビングアメニティ協会
株式会社建報社、MinoryArts
東京ガスコミュニケーションズ株式会社